Kitagawa Animal Clinic
☎0537-26-9321
〒436-0047 静岡県掛川市長谷1-28-16 アクセス
イヌ、ネコ、ウサギの診療をしています
診療予約は不要です
am9:00-12:00 / pm3:00-7:30(受付pm7:00まで)ウサギは受付pm6:30 まで(初診の方pm6:00まで)
木曜終日、日曜午後は休診です
診療日時のお知らせ
ブログ「さびときどききじ」
ウサギを飼いはじめたら
健康診断をうけましょう
うさぎさんがおうちの環境に慣れて落ち着いた頃、健康診断を受けましょう。
診察室での健康チェック(栄養状態、耳、歯、皮膚等)を実施します。
飼い方で分からないことがあればご相談ください。
飼育上の注意点
●室内での事故に気をつけましょう
うさぎさんは自然界においては被捕食者、つまり肉食動物に狙われる側です。
そのため、追いかけられたり、捕まえられることを大変怖がります。
逃げようとして暴れた結果、けがをしてしまうことがあります。
おうちに来たばかりの時は、必要以上にさわらずそっとしておいてあげましょう。
●牧草をたくさん与えましょう
うさぎさんは草食動物です。
繊維質の多い牧草をたくさん食べて、腸を常に動かしていなければいけません。
ペレットだけの食餌、おやつや炭水化物の多い野菜・果物類を食べていると、腸の蠕動が止まってしまいます。
また、うさぎさんの歯は常に伸びる歯(常生歯)です。
牧草を食べないと、咀嚼回数が減ることで、歯が摩耗せずに伸びるペースが勝ってしまい、かみ合わせが悪く
なってしまいます。
普段から牧草をたくさん与えて、牧草好きのうさぎさんに育ててあげてください。
●便がでなくなったら
前述のように胃腸の蠕動が止まってしまうと、うさぎさんは便が出なくなり、食欲もなくなります。
場合によっては半日~一日で死亡してしまうこともあります。
便が出ない、食欲がないと思ったら、なるべく早く診察を受けてください。
●爪の伸びすぎに注意しましょう
室内で飼育する場合、定期的な爪切りが必要になります。
伸びすぎた爪がスノコや網にひっかかって折れるだけでなく、その際にうさぎさんがあわててあばれてしまい、思わぬ事故につながります。
爪の様子を定期的に確認してください。
うさぎさんの爪切りは慣れればご自宅でもできますが、難しければ病院でも爪切りをいたします。
避妊・去勢について
メスのうさぎさんは、中~高齢になると子宮の病気(腫瘍、過形成など)が非常に多くなります。
増殖部位からの出血により、尿に血液が混じって気付かれることが多いです。
子宮からの重度の出血による貧血、大きくなった子宮により腸が圧排されることによる消化器症状、悪性腫瘍の場合には他臓器への転移が起きることもあります。
避妊手術をすることで、これら子宮の病気を避けることができます。
オスの場合は、精巣の腫瘍の他にマーキング行動を防ぐために去勢手術が有効です。
生後5,6カ月を過ぎると手術が可能になります。